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礼拝説教

1月23日 礼拝説教

訓読 「はげ頭と苺」
 お父様は、その教えの核心は他でもない、「他のために生き、あなたの真の自己を見いだせ」ということであるとおっしゃいました。これを注意深く聞いてみて下さい。
 さて、たった今、この言葉によって何か重大なことが起こったことに気がついたでしょうか? 普通は、現実の本質を理解するための因習的な様式によれば、自分自身というものは、自分の中にあるというように考えられています。その考えによると、自分というものは個性真理体として、外の世界に対するようになっていると理解されています(個性真理体という意味は、個別の独特の存在として自分の外にあるもの − 雲、木、山等々 − や、中にありつつも、自分の真の、絶対自己の外にあるものなどに対し、個別の、独立した存在として対しているということ)。
 この因習的な現実理解の様式によれば、私たち自身の中にある考えや、感情、仮定などは、現実であるということになります。しかし、そうであるならば、現実ということに対する絶対的な意味は何なのでしょうか?それは単に私たちの目の前にある世界を解釈してはまた解釈する因習的様式でいうところの意識のことなのでしょうか?
もう一度、先ほどの文に、注意深く耳を傾けて下さい。「他のために生きて、あなたの真の自己を見いだせ」。聞こえましたか? もう一度じっくりと聞いて下さい。「他のために生きて、あなたの真の自己を見いだせ」です。さて、それではあなたの真の自己は今どこに存在していますか? その通り・・・「他の人」の中ですね。

題目 「神様が与えてくださる人間関係」
今日訓読した内容を中心として説教をしていきたいと思います。今日の訓読が少し哲学的だと思います。皆さん少し目を閉じてみてください。これからいくつか質問をします。正直に答えてください。
今闘っている兄弟姉妹がいると言う人、もしいるのであればその人がこの中にいますか?
今日はなぜこのような質問をしたのでしょうか? 闘う人がいると言うことは、よくあることです。私は昔、よくあくびをする兄弟がいて、その兄弟に闘いました。汚くする人、人の話を聞かない人など、いろいろありますね。
訓読の中に「真の自己」というお父様のみ言があります。真の自己とはほかの人の中にあると書いてありますね。それが今日の説教のポイントです。ほかの人の中に自分が映し出されるのです。鏡になるのです。闘うと言う感情は愛せないと言う感情です。これも堕落性だと言うこともできますが、それだけでしょうか? 人間関係とは授受作用です。授受作用すると必ず何かが生み出されます。感情が湧くと言うことは授受作用によって生まれてきます。生み出されるものはものだけではありません。精神的なものもあります。
今、目の前にわがままな人がいるとします。授受作用は共通点が無ければ起きません。その人に闘うと言うことは、共通点があり、相対基準があうと言うことです。私自身は意識が無いかもしれませんが、自分もわがままをしたかったと言う感情があるのです。
本当の自分の姿は、周りの人間関係によって教えてくれるのです。逆に周りの人から学ばなければならないと言うことです。自分のことは一体化しているので、よくわからないのです。自分は何と相対関係を結ぶ自分なのかということを考えていかなければ、今自分がどの段階にいるのかわからないのです。自分の信仰の成長の度合いを知ることができないのです。
信仰には成長段階があります。あるキリスト教で、親に連れられてくる子供たちの意識調査をしました。最初はただ親に連れられてきた。しかし時間とともに、周りの子供たちも来るから、または雰囲気につられてくる。そのうちに自立的な信仰に目覚めるという3段階の生長期間を経ているそうです。しかし第2段階から第3段階には壁があります。現実社会とのギャップなど挫折を感じることが多いのです。それを超えていかなければ信仰を続けていくことができません。私たちで言えば、伝道活動ではないでしょうか?
統一教会では、み言を聞いたときの感動の段階、次に実践を通して実感する段階、次に真の父母の必要性を感じる段階、次に神様・父母様に侍る心情、一緒に暮らしたいと言う段階の4段階があります。ですから、神様に侍って暮らしている真の父母様に学ばなければ、信仰の成長はありえません。
真の自己をどのようにすれば見出すことができるのでしょうか?それは真の父母様に似たものとなるため実践をすることです。それは他のために生きてこそ、真の自己を見出すことができるのです。
人間関係で悩むことは多くあります。しかし葛藤する人に出会ったとき、その人に私自身が映し出されていると思うことが大切です。葛藤する人の中に、等身大の自分を知り、自分の成長段階を知ることができるのです。ある面、本当の自分を認めなければならないつらさもあるでしょう。人間関係の中で切磋琢磨しながら成長していくことが重要です。そのような心情で、今週1週間頑張って参りましょう。