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礼拝説教

3月20日 礼拝説教

文孝進様三周年追慕祭および文亨進世界会長特別礼拝

文亨進世界会長の説教

(1)神様の願いを祈る

 東日本大震災に際し、天暦2月15日(陽暦3月19日)、日本に駆けつけてくださった文亨進世界会長はまず被災地を訪れて、教会員を激励されました。翌日、天暦2月16日(陽暦3月20日)には教会本部において、「文孝進様三周年追慕祭および文亨進世界会長特別礼拝」を執り行われました。示唆に富んだ文亨進世界会長の説教のポイントを3回にわたりお伝えします。以下は第1回です。

 皆さん、こんにちは。今回、日本に訪問できたことを心からうれしく思います。米国で真の父母様と共に過ごしながら、今回の日本の出来事に対して父母様と共に祈り、見守っていました。

■神様のみ旨成就のために祈る
 どのようにお祈りするかについて考えてみましょう。普通の人は、どのようにお祈りするでしょうか。特に、大きな危機に直面した時に、「生かしてください」と祈るものです。個人的なことから祈り始めます。しかし、イエス様は初めに神様を賛美せよと言われます。
 イエス様は「天にいますわれらの父よ、御名があがめられますように。御国がきますように。みこころが天に行われるとおり、地にも行われますように」と祈るようにと言われます。これは主の祈りです。とても大切な部分です。
 この祈りの中に、「私の国、私の願いがかなえられますように」とあるでしょうか。
 私たちがお祈りするときによく出てくるのは、「私の国」「私の願い」「私の幸せ」などです。世界の多くの人たちは、そのようにお祈りします。「私の富」「私の喜び」「私の幸福」、このようなものを先立てるのです。
 イエス様は、それは祈りの本質ではないと言われます。まず神様を賛美して、神様の国のため、神様のみ旨成就のために祈らなければならないのです。このように教えられています。

■神様が送られた人を受け入れる
 なぜこのことが大切かといえば、今、日本は大きな危機の中にあるのではないでしょうか。そして、多くの人が祈りを捧げています。しかし、どのようにお祈りしているでしょうか。この点が大切なのです。
 昨年、韓国でも大きな危機に直面しました。韓国は昨年、1年の間に2回も危機的状況がありました。3月の天安爆沈事件(韓国海軍の哨戒艦「天安」が北朝鮮の潜水艇の魚雷攻撃を受けて沈没した事件)、次は11月の延坪島砲撃事件です。これは戦争直前のような状態でした。ある一瞬に北朝鮮が決定を下せば、すぐに戦争が始まるような、一触即発の危機でした。
 そのような状況下で、真のお父様は「麗水で精誠を捧げなさい」とおっしゃいました。そのみ言に従い、私たちは麗水で「国家安全のための天地人真の父母定着実体み言相続特別修練会」を通して精誠を捧げました。
 そこで私は食口たちに「韓国が安全になるように、韓国が今後も繁栄を続けるようにお祈りしましょう」とは言いませんでした。そのような祈祷を捧げてはいけないのです。それは、私たちが願っていることにすぎません。私たちの願望なのです。先に祈るべきことは、神様の偉大さ、神様が全てを主管してくださいということです。
 私は韓国の食口たちに「韓国という小さな国が、なぜ特別な神様の愛を受けなければいけないと思うのですか」と言いました。もしイスラエルが全ての摂理を勝利していたならば、韓国が中心国家になることはあり得なかったのです。中東のイスラエルが中心国家です。
 神様が選ばれた民族が、神に選ばれたからといって、全てのことが成就するわけではありません。そこには責任が伴うのです。選ばれた民族には、神様が送られた人を受け入れるという責任があるのです。
 イスラエルは選ばれた民として、イエス様を受け入れる責任がありました。しかし、イスラエルはイエス様を殺してしまいました。その結果、イスラエルの中心であるエルサレム神殿も、そのとき潰され、破壊されてしまいました。審判の日がやって来たのです。
 選民の責任は、神様が送られた人を受け入れることにあるのです。ですから、韓国に戦争が起こりかけている状況下でも、「神様の国と神様のみ旨が成し遂げられますように」と祈らなければならないのです。私たちが願うから、それを祈るのではありません。“神様の願い”を祈らなければならないのです。

■日本国民が人生、霊界について考える
 皆さん、日本でこのような地震、津波が起こり、多くの人々が“生きる”ということ、生死の境をさまよいながら、“霊界”のこと、“人生”のことについて、再び考えているはずです。
 私がきのうもお話ししたように、この災害は日本が責任を果たせなかったから地震が起こったというようなことは言わないでください。日本の食口の皆さんの精誠が不足であったのでこのような災害が起こったということを言わないでください。それは正しくありません。
 皆さん、この日本の信仰に、大きな拍手をお願いいたします!

 
被災に遭った八戸港で教会員と共に祈祷される文亨進世界会長
(天暦2月15日<陽暦3/19>、青森)